営業用のサウナ設備工事のポイント
【3】

●温度

 サウナルーム内の温度は、ストーブに連結するサーモスタットで制御します。
 サーモスタットは、ストーブの熱をコントロールする大切な部品ですから、完全にテストされたものを備え付けます。
 メモリは、100C〜110C以上にセットすることは滅多にありません。
 適度は、85C〜100Cくらいです。
 サーモスタットの不良品は、ストーブの寿命を縮め、また危険を伴います。
 室内温度計は、サウナ専用のものを使います。別に室外に取り付ける隔測温度計もあります。

●換気

 快適なサウナは、常に換気が理想的に行われていなければなりません。
 サウナ施工の点で、一番重要であり、工事にもいろいろな方式があります。
 室内がひどく汗臭くなってくるようなサウナは、換気が十分に行われていない証拠です。本場フィンランドサウナの特殊換気方式は、こうした欠点を100%解決しています。

 

●湿気

 サウナルームの相対湿度は、原則的には15〜20%程度とされています。
 100Cという高温のサウナで火傷をしないのは、湿度が低く保たれているからです。
 同じ温度でも湿度の高いサウナは、目や鼻を押さえなくては入れないほど熱く感じますが、適度のサウナでは、そうした熱感はありません。
 湿度は、また換気とも密接な関連があります。
 サウナというと、よく高温にのみこだわる人がいますが、快適なサウナの条件としては、常にこの換気、湿度及び温度が適度に守られるように施工されていなければなりません。


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